HubSpotを導入するかどうかでお悩みではありませんか?HubSpotは、営業活動の効率化や社員のパフォーマンス向上に役立つデジタルツールを提供するプラットフォームです。機能性のあるデジタルツールを無料から導入することができ、各機能を連携できるので多くの企業に選ばれています。
本記事では、HubSpotで利用できる機能や使い方、気になる料金体系など、特徴を詳しくまとめました。特徴やメリットを踏まえて、自社に適したサービスかどうかを判断できます。
また、無料でできることも紹介するので、無料版から試してみたいという企業担当者もぜひ読んでみてください。
HubSpot(ハブスポット)とは?
HubSpotは、アメリカで開発されたCRMプラットフォームです。この場合のCRMとは、企業と顧客の関係性の構築・維持・発展する取り組みのことです。
HubSpotでは、顧客管理や業務の自動化などの機能で、営業・マーケティング担当者のパフォーマンスや作業効率の向上、契約数や売上の拡大を支援するツールを提供しています。
また、HubSpotはアメリカで生まれたサービスですが、東京に日本オフィスを構えており、日本語によるサポートも受けられます。世界各国にオフィスがあり、各国の企業から選ばれているサービスです。
HubSpotの機能と使い方
HubSpotは、企業のマーケティング・営業・カスタマーサービス・コンテンツ管理などの業務をサポートします。利用できるソフトウェアは、Marketing Hub・Sales Hub・Service Hub・CMS Hub・Operations Hubの5つです。支援してほしい内容ごとに必要なソフトウェアを選ぶことができます。各製品の機能や使い方を紹介します。
Marketing Hub|CRM機能と連携できるMAツール
はじめに紹介するのが、マーケティングを支援して見込み顧客の獲得を目指すMAツールのMarketing Hubです。
Marketing Hubは、マーケティング業務にかかる作業時間や労力を削減し、収益の拡大・投資効果の測定や最適化に役立ちます。具体的には、EメールやWEBサイトのトラッキング等の自動化等から見込み顧客獲得までのマーケティングの仕組み構築を支援します。
豊富な機能が搭載されており、企業の目的や事業内容に合わせて拡張機能も利用可能です。Marketing Hubの主な機能と内容を次にまとめましたので参考にしてください。
機能 | 概要 |
---|---|
フォーム | Webサイト経由のリード拡大のためのフォーム作成機能 |
ウェブチャット | メッセージ内容に応じて自動で対応するチャットボット |
Salesforce連携 | 業界大手の営業支援システムSalesforceと簡単な操作で双方向同期が可能 |
Eメールテンプレート | 営業メールテンプレートの設定・パーソナライズ・最適化・共有 |
Eメールトラッキング | 見込み顧客が営業メールを開封すると通知が届く |
キャンペーン管理 | マーケティングキャンペーン施策の確認・管理で、チーム間の連携やデータ分析を促す |
マーキングオートメーション | 顧客の購買・契約意識の促進、リードのスコアリング、Eメールキャンペーン、部門をまたぐ業務の自動化、データの一括管理など |
マーケティングアナリティクス | リードの行動分析・レポート・ダッシュボードなどのデータを活用してマーケティングを支援 |
ダッシュボードとレポート | 対応するビジネスアプリからデータを取り込んで一元管理できる |
アドバンストマーケティングレポート | キャンペーンの成果をまとめ、予算の割り当てを提案 |
Sales Hub|日程調整などのSFA機能が充実
Sales Hubは営業活動を支援するSFAの機能と、顧客管理をおこなうCRMの機能を併せ持ったプラットフォームです。導入すると、成約率の向上や顧客との関係性の強化、案件の進捗管理の効率化などさまざまなメリットがあります。
主な機能は次のとおりです。
機能 | 概要 |
---|---|
Eメールテンプレート | 営業メールテンプレートの設定・パーソナライズ・最適化・共有 |
Eメールトラッキング | 見込み顧客が営業メールを開封すると通知が届く |
ドキュメント管理とトラッキング | 営業資料やドキュメントをソフトウェア上に保存し共有できる |
コミュニケーションインテリジェンス | 自動記録した顧客との通話内容をAIが分析し、アドバイスが得られる |
コールのトラッキングと記録 | 架電業務に優先順位を付けて発信でき、自動的に記録 |
セールスオートメーション | ターゲットごとにメールの自動送信・フォローアップ業務の施策を登録 |
ミーティング設定 | カレンダーリンクの共有で円滑にミーティングの日程を調整 |
HubSpot Payments | HubSpotが開発した決済機能 |
ウェブチャット | Webサイトの訪問者とリアルタイムで直接やり取りができる |
営業管理プレイブック | 営業活動や商談に役立つ情報を登録・共有 |
見積もり作成 | 見積書の作成・送信、電子署名の収集、代金決済手続き |
セールスアナリティクス(分析)とレポート | データを分析したレポートで営業プロセス全体の進捗や課題がわかる |
モバイルCRMアプリ | スマートフォンアプリで外出先でも営業活動を支援 |
パイプライン管理 | 取引情報の追加、タスクの割当、ダッシュボードによる進捗状況確認 |
ABM(アカウントベースドマーケティング) | 特定のターゲットに営業するABM戦略の策定、データの共有でチーム間でも連携できる |
Service Hub|ナレッジベースで良好な顧客関係を築く
顧客との関係性の維持・向上に役立つツールを探しているなら、カスタマーサービスソフトウェアのService Hubがおすすめです。
チャットやメールなど、さまざまな媒体で顧客とやり取りすると、情報の管理が難しくなります。Service Hubを導入すると、媒体ごとのやり取りをソフトウェア上で一元化できるので、カスタマーサービスの質の向上が期待できるでしょう。
他にも、次のような機能で顧客対応を支援します。
機能 | 概要 |
---|---|
カスタマーポータル | 顧客の問題解決を支援するカスタマー専用サイトの作成・編集 |
ナレッジベース | 顧客自身による問題解決に役立つヘルプ記事などの情報提供 |
オムニチャネルカスタマーサービス | 複数の媒体(チャネル)での顧客との連絡履歴を一元管理できる |
ウェブチャット | Webサイトの訪問者とリアルタイムで直接やり取りができる |
VoIP通話 | HubSpotのプラットフォームから直接顧客に架電し、内容を記録・分析 ※日本の電話番号への架電は非通知発信 |
ヘルプデスクとチケット管理 | 問い合わせを顧客ごとに整理して記録・追跡 |
カスタマーサービスアナリティクス | カスタマーサービスのデータを分析しレポート化 |
チーム管理 | スタッフごとに必要な権限を割り当てることで業務効率を維持 |
SLA管理 | SLA(サービス品質保証)の設定・レポートによる確認 |
モバイル受信トレイ | スマートフォンなど外出先でもコミュニケーションに参加できる |
カスタマーサービスの自動化 | 状況に応じて設定したアクションで自動的にサポートし、すべてのフィードバックを一元管理 |
統合型のCRM | 顧客の情報とコミュニケーション履歴を自動で追跡しチームで共有 |
共有の受信トレイ | メール・チャット・SNSなどチーム共有の受信トレイを一元管理 |
コミュニケーションインテリジェンス | 顧客との通話内容の自動記録、AIによる分析 |
コミュニケーションAPI | HubSpot外のコミュニケーションデータの一元管理・分析 |
顧客アンケートによるフィードバック収集 | 顧客アンケートの作成・フィードバック収集 |
プレイブック | 競合他社情報や電話対応台本など役立つ情報を登録・共有 |
CMS Hub|テーマやフォームで簡単Webサイト作成
CMSは「Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)の頭文字を取ったもので、CMS Hubは主にWebサイトづくりに役立つソフトウェアです。
このシステムを導入すると、マーケティング・開発・IT部門のそれぞれの担当者にメリットがあります。特にマーケティング担当者は、開発の専門知識がなくても高度なサイトの編集ができるなど効果が大きいです。
マーケティング担当者に役立つ主な機能を以下にまとめました。
機能 | 概要 |
---|---|
SEO推奨(アドバイス) | 検索エンジン対策に役立つアドバイスが得られる |
ウェブサイトテーマ | Webサイトのデザインテンプレートの使用・編集 |
統合型のCRM | webサイトの訪問者を自動で追跡し、最適なコンテンツを提供 |
ドラッグ&ドロップエディター | ノーコードでWebサイトの作成・更新・公開 |
適応型テスト | Webシステムの比較テストを実施し、効果的なバージョンを選出 |
コンタクト アトリビューション レポート | 作成したWebサイトのパフォーマンスを分析・最適化 |
Operations Hub|オペレーションの正常化を図る
Operations Hubは、業務に必要な情報をチーム内で正しく共有することで、オペレーションの正常化や顧客満足度の向上を支援します。
特に事業拡大中の企業は、ビジネスの成長によって業務体系が乱れやすいです。Operations Hubを導入することで、社内システムの歪みを整え、効率のよいオペレーションを実現できます。
主な機能は次のとおりです。
機能 | |
---|---|
機能 | 概要 |
データ同期 | 社内の多様なアプリを連携しデータを共有 |
データ品質管理オートメーション | 連携したデータをJavaScriptでカスタマイズし管理効率を向上 |
データ品質コマンドセンター | データの健全性を随時チェックし修正 |
プログラマブルオートメーション | あらゆる業務に自動で作動するカスタムアクションを設定 |
ワークフローの拡張 | 互換性のある外部システム(サードパーティ製品)に対するさまざまなアクションを設定 |
データセット | HubSpot内のデータを使いやすく整理 |
Snowflakeベースのデータ共有 | HubSpot内のデータをデータクラウドサービスSnowflakeに共有 |
カスタムレポートビルダー | コンタクト・企業・取引・行動・キャンペーンなどの顧客データを1ヵ所にまとめて可視化 |
HubSpotの料金体系
HubSpotの使用料は月額制です。利用するソフトウェアによって料金が異なり、機能の充実度によって3種類の有料エディション(Starter、Professional、Enterprise)が用意されています。
また、導入の初期費用はかかりません。初期費用がいらないので導入しやすい点もHubSpotのメリットです。では、詳しい料金体系をみてみましょう。
ソフトウェア別の料金
ソフトウェアごとの料金をまとめました。金額は1ヵ月あたりにかかる料金を示しています。
対象ソフトウェア | Starterプラン | Profeesionalプラン | Enterpriseプラン |
---|---|---|---|
Marketing Hub | 5,400円 | 96,000円 | 432,000円 |
Sales Hub | 5,400円 | 54,000円 | 144,000円 |
Service Hub | 5,400円 | 54,000円 | 144,000円 |
CMS Hub | 2,700円 | 43,200円 | 144,000円 |
Operations Hub | 5,400円 | 86,400円 | 240,000円 |
※2023年5月時点
無料のHubSpotとは?無料でできること
HubSpotのソフトウェアはそれぞれ無料プランが用意されています。無料プランを選ぶと、クレジットカード情報などを登録せずに無期限でサービスを使うことができます。
ただし、利用できる機能に制限があり、一部の機能は利用できません。ソフトウェアごとに、無料でできること・機能をまとめたので参考にしてください。
ソフトウェア | 機能 |
---|---|
Marketing Hub | ・Eメールマーケティング ・フォーム ・ランディングページ ・ウェブチャット ・ブログ ・Facebook、Google、LinkedInの広告管理 ・コンタクト管理 |
Sales Hub | ・コンタクト管理 ・取引パイプライン ・見積もり作成 ・ミーティング設定 ・ウェブチャット ・レポート作成ダッシュボード |
Service Hub | ・コンタクト管理 ・チケット管理 ・ウェブチャット ・チームの共有アドレス ・クローズされたチケットに関するレポート ・レポート作成ダッシュボード ・共有の受信トレイ |
CMS Hub | ・ウェブサイトページ・ブログ・ドラッグ&ドロップエディター ・基本的なSEO推奨事項 ・マネージドクラウドホスティング・CRMデータベース ・カスタムドメインの接続 ・ウェブサイトのトラフィック分析 |
Operations Hub | ・双方向データ同期・既定のフィールドマッピング・既存データ同期・サードパーティー製品と全ての連携 |
追加のオプション・サービス
基本プランの他、次のような追加で利用できるオプションやサービスもあります。
オプション サービス | 概要 | 月額料金 |
---|---|---|
APIの上限数引き上げ | API(アプリ連携システム)の呼び出し回数を100万回/日に拡大 | 60,000円 |
インバウンドコンサルティング | HubSpotの専任担当者によるコンサルサービス | ・月1回プラン:60,000円~・継続プラン:210,000円~ |
テクニカルコンサルティング | HubSpotのテクニカルコンサルタントによる5時間/月のリモートコンサルティング | 216,000円~ |
プレミアムコンサルティング | インバウンドコンサルタントまたはテクニカルコンサルタントとのそれぞれ5時間/月のコンサルティング | 384,000円~ |
基礎導入支援 | HubSpot製品と実装方法のトレーニング | 42,000円~ |
マーケティング基礎トレーニング | HubSpot製品の使用法と運用成功の秘訣のトレーニング口座 | 120,000円~ |
各種支援サービスもあるので、マーケティングやツールの利用に悩むなら利用を検討しましょう。
HubSpotを導入するメリット
HubSpotは無料でも利用できますが、有料プランを選ぶと数十万円のコストが発生します。では、HubSpotの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
マーケティング・営業の業務工程を効率化
まず、マーケティングや営業に必要な業務工程を効率化し、担当者の作業負担を減らすメリットがあります。
HubSpotはマーケティング・営業にかかわるデータを集積でき、まとめて管理することができます。データを一元管理できると、顧客履歴やメールボックスなどを行き来しないで済むので、業務工程の煩雑な作業の削減が可能です。
また、HubSpotにはマーケティングオートメーションやセールスオートメーションなど、業務の自動化ができる機能があります。こうした機能を使うことで、作業時間を短縮し、他の仕事に注力することもできるでしょう。
基本機能だけなら利用は無料
HubSpotの大きな特徴のひとつに、無料でも多くの機能が使えるという点があります。ソフトウェアごとに無料で使える機能が設けられていますが、ユーザー数やストレージ容量には制限がないので、機能に満足していれば無料版でも十分活用が可能です。
また、無料版には利用期間の制限もありません。ツールによっては無料体験期間が設けられ、期間が過ぎると利用できなくなったり、自動的に有料版に移行したりすることも多いです。HubSpotは決済情報を入力することなく、期間制限なしで無料機能が使えるので、運用に効果があるか納得するまで試すことができます。
売上アップに期待
HubSpotには営業やマーケティングを効率化する機能が搭載されています。機能を活用することで、顧客対応の質の向上や見込み顧客の取りこぼし防止につながり、企業の売上拡大にも期待が持てるでしょう。
また、営業担当者一人ひとりの作業効率や技量を上げることにもつながります。営業やマーケティング部門全体のパフォーマンスを底上げすることができるでしょう。
HubSpotの導入に向いている企業とは
では、HubSpotの利用に向いているのはどのような企業でしょうか?先に解説したHubSpotのメリットを踏まえて解説します。
デジタルツールの導入コストを抑えたい企業
営業やマーケティングに役立つデジタルツールを導入したいものの、コスト面を懸念している企業には、HubSpotの利用が向いています。
デジタルツールの導入コストは、初期費用や毎月の利用料がそれぞれ数十万円かかることも一般的です。一方HubSpotでは、基本的な機能の利用なら無料で始められ、使用期限もありません。
また、有料版でも事業規模によってステップアップできる料金設定なので、Starterプランなら月額数千円で利用できます。さらに年次支払にすると、通常よりも10%安く利用できるのでおすすめです。
初めてMAツール・SFAツールを導入する企業
今後マーケティングに力を入れたい企業は、MAツールの企業がオールインワンで揃うHubSpotがおすすめです。
HubSpotでは、CMS Hubで魅力的なWebサイトを作成するところから始まり、Marketing Hubでリード獲得支援を受け、Sales Hubで効率的に営業活動がおこなえます。さらに契約後もService Hubで顧客関係の維持や向上が目指せます。ソフトウェアは連携できるので、相性を気にする必要がないこともメリットです。
このようにマーケティングのフェーズごとに支援が得られるので、これまでMAツールを使ったことがない企業でも導入しやすいでしょう。
WebやSNSで顧客を増やしたい企業
HubSpotはマルチな媒体のデータ収集やコミュニケーションに対応しています。WebサイトやSNSで顧客獲得を目指す企業にもおすすめです。
ツールによっては、データ分析に使える媒体が限定されていることも多いです。対応していないWebサイトやSNSで顧客獲得を目指そうと思うと、取得したデータを自力で入力したり、対応するツールを別で利用したりしなければならず手間がかかります。
HubSpotは各種ソーシャルメディアのチャネルにも対応しており、CMS HubではSEO対策のアドバイスも可能です。さまざまな媒体を活用して、潜在顧客へのアプローチを考えているなら、HubSpotの利用をおすすめします。
HubSpotの導入で失敗しないポイント
記事の最後に、HubSpotの導入に失敗しないように押さえたいポイントをみてみましょう。
HubSpotは有益なツールですが、導入するだけで簡単に効果が現れるわけではありません。HubSpotのメリットを活かすには、従業員が継続的に使用してツールを社内に浸透させる必要があります。
自社に必要な機能があるか確認
多くの機能が揃ったツールではありますが、企業体制や業務内容によってはHubSpotの導入が合わないケースもあります。導入する前に自社に必要な機能があるか、コストに見合う効果が得られそうかなど検討が必要です。
企業に適したサービスかを検討するなら、まずはデジタルツールを導入する目的を明確にしましょう。マーケティング部門や営業部署の従業員に聞き取りをおこない、現状の業務課題や問題を明らかにすると必要な機能が見えてきます。導入目的がわかったら、その目的を解決できる機能があるか確認しましょう。
HubSpotは無料版の提供もあるので、納得するまで機能を使ってみて、効果や使用感でアップデートを検討することもおすすめです。
システムは中長期で運用
導入してすぐ効果がでないからといって、ツールの利用をやめてしまうのはもったいないです。HubSpotを含めたデジタルツールは、中長期間で運用することを前提として導入しましょう。
デジタルツールを使いこなせるようになるには時間がかかります。ツールの機能やいままでの業務体系によっては、業務スタイルを大幅に変える必要もあるためです。すぐに効果が現れるわけではないので、従業員が使いこなせるようになるまで長い目で見て、データの分析を続けましょう。
有料プランの場合は毎月の利用料もかかるので、すぐに効果が現れなくても問題がないよう、予算面はある程度ゆとりを持っておくと安心です。
利用できる補助金はないか調査
デジタルツールの導入には、国や自治体から補助が受けられる可能性があります。導入する前に、利用できる補助金がないか調査しておくと申請がスムーズです。
例えば、IT導入補助金はデジタルツールの導入費用の1/2(最大450万円)を補助してもらえます。補助の対象となるのは、IT導入支援事業者として登録されている企業のソフトです。2022年の制度ではHubSpotのツールも対象でした。
導入支援サービスを活用
「HubSpotが自社に最適なツールかわからない」「導入しても従業員に浸透するか心配」など、デジタルツールの導入・運用に不安を抱える企業も多いでしょう。そうした不安は、デジタルツールの導入支援をおこなうサービスや企業に相談することをおすすめします。
アンドデジタルでは、中小・ベンチャー企業を対象にデジタルツールの導入や運用の支援をおこなっています。多くの企業で、最適なデジタルツールの選定から導入・運用支援を通じ、新しいビジネスモデルの創出のサポートをおこなってきました。デジタルの活用に迷ったら、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
HubSpotは営業やマーケティングを支援する機能をオールインワンで利用できるCRMプラットフォームです。初期費用や利用料がかからない無料版でも多くの機能が利用できるので、まずはシンプルな機能で運用してみたい場合や、本格的な導入前に機能を試したい場合にも向いています。
また、日本語によるサポートやマルチチャネルに対応した分析ツールなどにより、初めてデジタルツールを導入する企業や、ソーシャルメディアで顧客獲得を目指す企業にもおすすめです。
HubSpotを賢く利用して、パフォーマンスの向上や売上拡大を実現しましょう。